2010年11月19日金曜日

日本石塔展覧会[日石展]
会場案内


宮城県丸森町大蔵山採石場の一角に日石展のために新たに作られた展示場。全国の石工によってつくられた至高の日本石塔を展示する特別の空間です


会場へのアプローチ。
長い下り坂を降りていきます。


会場前庭に設置されたふたつのお迎え石。
左手の石は来場者に「いらっしゃい」と手を振っている様子の石
右手は入り口に「どうぞ」と招いている様子の石です。
二つの石は、それぞれ仏様の印相を表す構成となっています。右手の石は「与願印(よがんいん)」。人々の願いを聞き、望むものを与えようとする身振りで、深い慈悲を表している印相です。左の石は「施無畏印(せむいいん)」。手を胸の前に挙げ、掌を正面に向けた印で、人々の恐れを取り除くことを表しています。

展示場へは右に見える輪をくぐって入場します。神社に見られる「茅の輪」をイメージ。ここが会場への唯一の入り口となっています。心を清めて入場します。


作品搬入前の会場風景。手前の石は出口付近に置かれた「合掌石」。至高の石塔をご覧いただいたすべての来場者の方々に感謝の気持ちを表しています





会場全景。自然の中に囲まれた展示場です。

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