ニッポンの技と心を継承する
至高の石塔
常設販売会
本展では日本の伝統工芸を牽引する石工を全国から招喚。今日失われつつある日本古来の石工技術の伝承を目的とし、石造美術品としての石塔制作でのコンペを開催。厳選された国産の石のみを用いて、手仕事でひとつひとつていねいに仕上げた石塔作品を展観します。石塔制作を通して、日本民俗学の父、柳田國男が著書『先祖の話』で説述したご先祖様を大切にする日本ならではの文化をご紹介します。
[石工技能者]
栗田優(秋田)、清水良介(宮城)、加藤幸彦(茨城)、根本忠(茨城)、坂口登(茨城)、浅賀正 治(茨城)、中島市郎(茨城)、寺島真司(茨城)、酒井雄司(茨城)、延島栄一(茨城)、杉山清一(茨城)、小林浩(茨城)、小坂健太郎(千葉)、中川 洋(石川)、細野晴樹(愛知)、楠名和弘(愛知)、谷本雅一(三重)、山川勲(三重)、諌本眞一 (京都)、小路口欣弘(大阪)、亀野暢之(兵庫)、姫田和雄(鳥取)、田部哲郎(島根)、米田龍 治(岡山)、田中真二(香川)、高橋晋也(香川)中村弘治(香川)、太田明彦(香川)、上村保 (香川)、山田浩之(香川)、岡田昌臣(香川)、大川弘展(香川)、白井保浩(香川)、木村剛史 (香川)、太田清登(香川)、井上崇秀(愛媛)、石井成観(愛媛)、宮岡洋一(愛媛)、吉村文和(福岡)、菅野直子 (宮城)、岡野裕(東京)、澤田与志将(東京) <順不同>
[審査員](アイウエオ順)
小川長四郎(おがわちょうしろう)
1937年生まれ。(有)小川石材店(埼玉県川口市)八代目。現在全国石材技能士会会長。平成13年度「現代の名工」に選ばれている。
小畠宏允(おばたひろのぶ)
石文化研究所(横浜市港北区)所長。「十人の会」代表。NPO法人「柳田國男『先祖の話』読む会」理事長。監修・編著『日本人のお墓』(日本石材産業協会刊)、『歴代法宝記』(共著・筑摩書房)ほか、学術論文、随筆など多数。
西村金造(ニシムラキンゾウ)
「西村石灯呂店」4代目。昭和13年生まれ。代表作は金沢兼六園の琴柱燈篭、京都迎賓館 徳川園や西新井大師總持寺 一宮寺などの石工芸、 無縫塔(小堀南嶺師墓) 創作宝塔(小片家墓) など。著書に石工芸品のうち、ここ十年の代表的な作、数十点を写真にて収めた『京石工芸石大工の手仕事 西村石灯呂店作品集1995−2006』(現代書林)がある。
三橋國民(ミツハシクニタミ)
大正9年町田市にうまれる。昭和16年応召。西部ニューギニア戦線で重傷を負いながらも分隊員40名中2人の生き残りとなり21年生還。土くれと化した僚友への「鎮魂」をライフワークとする。造形美術家を志し、彫刻、彫金、鍛造、石造、絵画、書道、モザイクを学ぶ。日展内閣総理大臣賞、光風会辻永記念賞など13賞を受賞。日展参与、光風会名誉会員などを務める。
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